チームロゴ作成プロジェクトの軌跡~HUBCの魅力度向上を目指して~

2021年6月、HUBCのチームロゴが新しくなりました!HUBCのチームの魅力度が低下しつつある――そんな声をきっかけに、2020年6月にスタートしたチームロゴ作成プロジェクト。HUBCの魅力を再発見してブランド力を高めるため、どのようなプロセスを経てチームロゴが完成したのか、1年間の軌跡をご紹介します。

2020年6月
〇チームロゴプロジェクト開始。
日本一にあと一歩届かない状況が続く中で、HUBCの魅力度向上に改善の余地があるという話に…。加えてコロナ禍でHUBCも合宿停止を余儀なくされ、チームの一体感が失われているように感じていました。そこで、HUBCの魅力を高めるため、チームとしてのまとまりを強めるための施策の1つとして、チームロゴの作成を始めることになりました。
〇四神会との打ち合わせ
4名の四神会幹部に構想を共有し、意見をいただいた。
ここで頂いたのは、今では存在が薄れているかもしれないが、端艇部には古くからメンサナという象徴があり、それに対する愛着の強いOBもいる。新しいロゴをつくるにはその人たちを説得できるような理由が必要になるというご意見でした。
〇ボート部OBに協力を依頼。
構想を共有し、H6年卒田中貴嗣様、H7年卒松尾敏克様に全面的なサポートをいただけることになった。
〇27日 ブランディング係で打ち合わせ
四神会幹部の方々にいただいた意見をもとにチームロゴ作成の目的を再確認した。

2020年7月
〇1日 四神会幹部と打ち合わせ
チームロゴプロジェクトの概要(ロゴ作成の目的、使用用途、プロジェクトのスケジュール)を説明。

〇5日 田中様、松尾様と全体の方針について打ち合わせ。
学生主体でプロジェクトを進めていくこと、作成の手順について確認。
〇10日 部員にアンケート実施。
打ち合わせの決定事項をもとに「部の課題」「部の魅力」「大切にしたいもの」について現役部員全員にアンケートをとった。
〇18日 ブランディング係で打ち合わせ
実施したアンケート結果をキーワードごとに分類①
〇25日 ブランディング係で打ち合わせ
実施したアンケート結果をキーワードごとに分類②

2020年8月
〇3日 田中様、松尾様と打ち合わせ
部員に実施したアンケート結果を説明し、今後の方針について検討。
アンケート結果について、キーワードごとに優先順位をつけることを決定した。

〇5日 ブランディングミーテ
キーワードごとの優先順位付けを行った。

〇端艇部、合宿再開
〇23日 田中様、松尾様と打ち合わせ
優先順位をつけたアンケート結果をもとに、チームロゴのコンセプト案を3つ作成。

2020年9月
〇部員幹部にアンケート実施
3つ作成したコンセプトのうちどれがよいかについて部員幹部12名から意見を貰った。その際に、選んだコンセプトに関する具体的なエピソードを話してもらった。
<エピソードの一部>
引退しても深く関わるOB・OGの多さ。社会人の監督、OBコーチ等部活動の強化・運営に携わってくださる方々をはじめ、足繁く戸田に通い現役部員を応援してくださる方や、支援をしてくださる方まで、本当に多くの卒業生が引退後もHUBCに関わっている。それだけ現役時代の思い出が強く、部の経験が人生の大きな財産になっている証拠だと思う。こうして多くの方に助けられ、今の現役部員も目一杯部活に打ち込むことで、部への思い入れが強くなり、引退後に熱い応援を送る、というように思いが繋がっていくのだと思う。
私は常駐マネージャーとして、いただいた差し入れにお礼状を出したり、お世話になった方に年賀状を送ったり、SNSで直接応援のお言葉をいただいたりするが、その多さに本当に驚かされる。選手時代にも、最下層の選手であったにもかかわらず私にもコーチがついてくださり、丁寧に漕艇技術やメンタリティを教えていただいたが、組織としての強さ、関係者の思いの強さを実感できたタイミングであった。こうした卒業生の思い入れも、同時期にともに過ごした仲間の存在は欠かせないはずである。私自身、HUBCに入部して得たものとして1番大きなものは同期をはじめとした仲間たちであると思う。真剣に日本一を目指してもがき、時にはくだらない話をして笑い合う、仲間たちの存在がいつの時代もHUBCでの思い出を輝かしいものにしてくれている。

2020年10月
〇部員全体にアンケート
上記で集めた幹部のエピソードの中から、共感できるものを選んでもらった。

2020年11月
〇10日 田中様、松尾様と打ち合わせ
アンケート結果を説明し、今後の方針を検討。方向性は、①この繋がりに感謝「HUBC部員であることを誇ろう。」に確定!コンセプトを具体的な言葉にまとめる段階へ移行 。

〇ロゴをデザインいただくためのブリーフシートのフォーマットもらう

2020年12月
〇6日 四神会幹部と打ち合わせ
チームロゴプロジェクトの進捗を説明。端艇部に古くから存在する象徴「メンサナ」と新チームロゴの棲み分けについても検討。メンサナを四神会と現役部員の象徴、新チームロゴを現役部員の象徴とすることが決まった。

〇12日 田中様、松尾様と打ち合わせ
これまでの決定事項をどのようにブリーフシートにまとめていくかについてアドバイスをいただいた。
〇21日 ブリーフシート草案提出
アドバイスをもとにブリーフシートの草案を完成させ、田中様、松尾様に共有。修正案をいただく。



2021年1月
〇15日 ブリーフシート最終案提出

〇デザイナーと打ち合わせ
ブリーフシートの内容を説明し、4つの素案をつくって頂く。

2021年2月
〇11日 有志の部員と打ち合わせ
デザイン素案について意見を聞く。
②以外をブラッシュアップすることに決定。
〇12日 四神会幹部と打ち合わせ
4つの素案に関する意見を伺う。

〇19日 デザイナーと打ち合わせ
部員の素案への意見を共有。
①について
すっきりしていて良いが、一橋の校章に近くボート部らしさが少ない
②について
もともとのマーキュリーを知る人には受け入れがたい
③について
親しみやすいが、新しさがない。HUBCの文字が読みにくい。
④について
新しく、スマートな印象だが、伝統や威厳がない。
水色は他チームを連想させる。
パッと見てボート部であることが分かりにくい

2021年3月
〇デザイナーと打ち合わせ
デザイン素案の修正版を頂く。

〇26 日 部員で投票
チームロゴ作成の背景、目的、それぞれの素案に込められた想いを説明。
その上で投票し、どの素案を基にデザインを完成させるかを決定。
→図の素案【団結感×多様性】を基に作成することに決定

2021年4月
〇3日 デザイナーと打ち合わせ
投票の結果を共有。

〇9日 有志の部員と打ち合わせ
デザイン素案について意見を聞く 。

〇11日 デザイナーと打ち合わせ
部員の素案への意見を共有。上記の素案を基にしたデザインの修正を依頼。

2021年5月
〇デザイナーにデザインの修正案を頂く

〇11日 有志の部員と打ち合わせ
部内有志でデザイン検討
15素案のうち、HUBCの魅力をより一層打ち出したもの、デザインとして汎用性のある5素案に絞る

〇11日 部員全体で投票
〇18日 東商戦前日に部員にチームロゴの完成を発表。みんなで投票して、HUBCチームの魅力が伝わるロゴがついに完成しました!

【新チームロゴに込められた想い】
部員全員に部の魅力についてアンケートをとった結果をもとに『多様性×団結力』という意味を込めて作成致しました。オールを重ねた形は部員の団結力を、右上がりの『HUBC』の文字は右上がりにすることでチームの勢いを表しています。また、メインとしてブレードカラーでもあり、情熱を感じる色でもある金赤一色のデザインを採用しましたが、他にも色展開を豊富に揃えており、色の組み合わせで多様性を表すことができます。

2021年6月
〇25日 OB・OGの方々にチームロゴの完成を報告
〇ブランディング係で打ち合わせ
チームロゴの今後の活用方法を検討
(ユニフォーム、練習着、HP、SNS 、グッズのデザインに活用予定)

2021年7月
〇ブランディング係再編
資金調達班、OB・OGと保護者の方々へのブランディング担当班、高校生と地域の方々へのブランディング担当班に分かれて活動
チームロゴ作成プロジェクトを終えてプロジェクトの軌跡を最後までお読みいただきありがとうございます。

昨年の6月にロゴ作成を提案した際は、全員の納得のいくものをつくるということがここまで難しく、時間のかかるものだとは想像もしていませんでした。
プロジェクトにおいては、コンセプトやデザイン決定時など、何度も部員全員の意見を聞く機会がありましたが、どの場面でも様々な立場や考え方があり、それらをうまくまとめることができずに立ち止まってしまうことばかりでした。そんな中でも、アドバイスを下さった皆様のご協力のおかげで無事にロゴを完成させることができました。

今後はロゴを起点としてチームの魅力を高めていくことで、HUBCの活動がより多くの人の心を動かし、その結果、HUBCがより応援されるチームになれば嬉しいです。また、チームロゴを通じて、部員やOBOGの方々にもHUBCの魅力を再発見してもらいたいと思っています。
最後になりますが、チームロゴ作成プロジェクトに関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。